里山の荒廃や中山間地域の人口減少に反比例するように、クマの個体数は激増し。
クマは自分のエサと認識したものに強い執着をみせます。
人の生活圏にはクマにとって魅力的な食物が溢れている。クマの出没を招く「誘引物」の7割を占めているのが柿だ。
果樹以外でも、生ゴミやコンポスト、ぬか漬けなどの発酵食品は、強い匂いでクマを引き寄せてしまう。
食料だけではない。ガソリンや混合油などの燃料、ペンキなどの塗料も誘引物となる。草刈り機などに使われるガソリンなどの揮発性物質はクマを引き付け、燃料の入った農業機具が破壊される被害もある。
庭に置いていたペットフードがクマに食べられる事例もあるが、今年10月、宮城県大崎市では飼い犬そのものがクマに襲われ、連れ去られる悲劇が起きた。かつて知床半島の羅臼町でも、民家の庭に繋がれた犬を次々と襲うヒグマがいました。通称『RT』と呼ばれたオス成獣の問題個体で、すでに駆除されていますが、飼い犬を簡単に手に入る食糧だと学習してしまっていた。